十王像
2015.03.25
自宅のなんちゃって木材ストック場に、厚さ1cm程度の薄っぺらな木っ端があるのを見つけました(今まで忘れてた)。現在教室でレリーフを彫っているのもあり、この薄っぺらで何か彫ってみたいと本の写真をパラパラと見まして。今日は十王像を彫ってみました。
といっても、さっきまで十王像の名前すら知りませんでした。十王とは、地獄に落ちた亡者たちを裁く立場のお方らしいです。十王像を彫りたい、と思ったのではなく、見ていた本に載っていた東北の十王像が、とっても可愛くてほっこりしちゃう顔で。この像を彫りたいなと思ったわけです。
色は適当に塗ってみました。鼻を赤く塗ってしまい、なんかアンパンマン?ピエロみたいです。本来、亡者をバッサバサに裁く方のはずが。私が彫った十王は、なんかこう・・・モジモジして言いたいことも言えずながらも、こちらを心配してくれてるような。こっちが「十王、大丈夫?」って声かけたくなりました(笑)